=encoding euc-jp =head1 名前 Digest::SHA1 - SHA-1アルゴリズムへのPerlインターフェース =head1 概要 # 関数形式 use Digest::SHA1 qw(sha1 sha1_hex sha1_base64); $digest = sha1($data); $digest = sha1_hex($data); $digest = sha1_base64($data); # OO形式 use Digest::SHA1; $ctx = Digest::SHA1->new; $ctx->add($data); $ctx->addfile(*FILE); $digest = $ctx->digest; $digest = $ctx->hexdigest; $digest = $ctx->b64digest; =head1 説明 CモジュールはNIST SHA-1メッセージ・ダイジェスト・アルゴリズムを Perlプログラムから使えるようにします。このアルゴリズムは任意の長さの メッセージを入力として受け取り、その入力の160ビットの"フィンガープリント" あるいは"メッセージ・ダイジェスト"を出力として生成します。 Cモジュールは簡単に使えるように手続き的なインターフェースと、 任意の長さのメッセージを扱うことができ、ファイルから直接読み込むことが できるオブジェクト指向のインターフェースを提供しています。 バイナリのダイジェストは20バイトの長さがあります。16進ダイジェストは 40文字の長さになります。base64ダイジェクトは27文字になります。 =head1 関数 以下の関数がCモジュールからエクスポートすることができます。 デフォルトでは何もエクスポートされません。 =over 4 =item sha1($data,...) この関数はすべての引数を結合し、その"メッセージ"のSHA-1ダイジェストを 計算し、それをバイナリ形式で返します。 =item sha1_hex($data,...) sha1()と同じ。ただしダイジェストを16進形式で返します。 =item sha1_base64($data,...) sha1()と同じ。ただしダイジェストをbase64にエンコードされた形式で返します。 =back =head1 メソッド Cモジュールは標準のC00インターフェースを提供します。 コンストラクタは以下のようになります: =over 4 =item $sha1 = Digest->new('SHA-1') =item $sha1 = Digest::SHA1->new コンストラクタは、SHA-1メッセージ・ダイジェスト・アルゴリズムの状態を カプセル化した新しいCオブジェクトを返します。Lで 説明されているメソッドを使って、最終的にはダイジェストを依頼するデータを オブジェクトに追加することができます。 =back =head1 参考資料 L, L, L http://www.itl.nist.gov/fipspubs/fip180-1.htm =head1 著作権(COPYRIGHT) This library is free software; you can redistribute it and/or modify it under the same terms as Perl itself. Copyright 1999-2001 Gisle Aas. Copyright 1997 Uwe Hollerbach. =head1 作者 Peter C. Gutmann, Uwe Hollerbach , Gisle Aas