=encoding euc-jp =head1 名前 Net::Config - libnetのためのローカルな構成設定情報 =head1 概要 use Net::Config qw(%NetConfig); =head1 説明 C はlibnetディストリビューションの中のモジュールのための 構成設定データを保持します。インストールの途中で、あなたはこれらの値について 質問されます。 構成設定データはグローバルにperlインストール・ツリーの中のファイルに 保持されます。しかしユーザーはこれらの値の全てを独自に提供することに よってオーバーライドすることが出来ます。これはホームディレクトリに C<.libnetrc>ファイルを持つことによって行うことが出来ます。 このファイルは以下で説明されるキーが入ったHASHへのリファレンスを 返さなければなりません。 例えば以下の通りです # .libnetrc { nntp_hosts => [ "my_prefered_host" ], ph_hosts => [ "my_ph_server" ], } __END__ =head1 メソッド Cは以下のメソッドを定義します。それらはクラス・メソッドとして 呼び出されるメソッドです。これはCがCから 継承されるためです。そのためもしそうしたければオーバーライドすることができます。 =over 4 =item requires_firewall HOST 与えられたホストが、あなたのファイアウォールの外側になるかを判定 しようとします。以下の値を返す可能性があります。 -1 ホスト名を探すことが出来ません 0 ホストはファイアウォールの内側です(あるいはftp_firewallエントリがありません) 1 ホストはファイアウォールの外側にあります これはホスト名検索と構成設定データでのCエントリを使って 行われます。 =back =head1 NetConfig VALUES =over 4 =item nntp_hosts =item snpp_hosts =item pop3_hosts =item smtp_hosts =item ph_hosts =item daytime_hosts =item time_hosts それぞれ、これは与えられたプロトコルのために使われるホスト名の 配列へのリファレンスです(優先順)。 =item inet_domain あなたのインターネット・ドメイン名 =item ftp_firewall FTPプロキシー・ファイアウォールを持っていれば(HTTPやSOCKSファイアウォール ではB<なく>)、この値にはファイアウォール・ホスト名が設定されなければなりません。 もしあなたのファイアウォールがポート21をリスンしないのであれば、この値は C<"ホスト名:ポート"> (例 C<"hostname:99">)に設定されなければなりません。 =item ftp_firewall_type さまざまな異なるftpファイアウォール製品を利用することができます。しかし残念ながら ファイアウォールを通過する方法には標準がありません。以下のリストは Net::FTPが使用するコマンドのシーケンスを示しています user リモートホストのためのユーザ名 pass リモートホストのためのパスワード fwuser ファイアウォールのためのユーザ名 fwpass ファイアウォールのためのパスワード remote.host リモートftpサーバーのホスト名 =over 4 =item 0 ファイアウォールはありません =item 1 USER user@remote.host PASS pass =item 2 USER fwuser PASS fwpass USER user@remote.host PASS pass =item 3 USER fwuser PASS fwpass SITE remote.site USER user PASS pass =item 4 USER fwuser PASS fwpass OPEN remote.site USER user PASS pass =item 5 USER user@fwuser@remote.site PASS pass@fwpass =item 6 USER fwuser@remote.site PASS fwpass USER user PASS pass =item 7 USER user@remote.host PASS pass AUTH fwuser RESP fwpass =back =item ftp_ext_passive =item ftp_int_pasive FTPサーバーは通常、パッシブモードでは動きません。つまりデータを転送したいとき には、あなたはサーバーに接続するアドレスとポートをサーバーに伝えなければ なりません。 いくつかのファイアウォールでは、サーバーがあなたのマシンに接続できないので (というのもあなたはファイアウォールの向こうにいるので)これが動きません。 そしてファイアウォールはコマンドを書き換えません。この場合、 CをI値に設定しなければなりません。 いくつかのサーバーはパッシブモードでしか動かないように設定されています。 もしこういったものを持っているのであれば、常にパッシブモードで 転送するようCに強制することができます;ファイアウォールを 通さないとき、CをI値を設定します。 =item local_netmask C<"134.99.4.0/24">という形式のネットマスク文字列のリストへのリファレンス。 これらはC関数によって、与えられたホストが ファイアウォールの内側か外側かを判定するために使われます。 =back libnetパッケージのインストールとテストの途中で、以下のエントリが使われます。 =over 4 =item test_hosts trueであれば、Cは構成設定で与えられているホストに接続しようと するかもしれません。 =item test_exists trueであれば、Cは与えられた各ホスト名が存在するかをチェックします。 =back =for html
I<$Id: Config.pod,v 1.2 2011/01/27 13:15:11 iwai Exp $>