名前¶
CGI::Pretty - きれいに整形されたHTMLコードを作成するためのモジュール
概要¶
use CGI::Pretty qw( :html3 );
# 1つのデータ要素を持つテーブルを出力
print table( TR( td( "foo" ) ) );
説明¶
CGI::PrettyはCGIから派生したモジュールです。これはCGIのユーザに、きれいに 整形されたHTMLコードを出力することを可能にする唯一の関数です。
CGIモジュールを使うとき、以下のコード: print table( TR( td( ``foo'' ) ) );
は、以下の出力を作成します: <TABLE><TR><TD>foo</TD></TR></TABLE>
結果のHTMLコードは改行もインデントもないので、たくさんの行とカラムで構成される テーブルを作成すると、とても読みにくくなるでしょう。
CGI::Prettyがこの問題を解決します。これがHTMLコードに改行とインデントを加えるので、 簡単に読むことが出来ます。
print table( TR( td( "foo" ) ) );
今度は以下のように出力します: <TABLE> <TR> <TD> foo </TD> </TR> </TABLE>
整形されないタグ¶
<A> と<PRE> タグは整形されません。これらのタグが整形されると、ブラウザ上では 余分なインデントがついてしまい、それがページの見た目を期待していたものとは違う ものにしてしまいます。触れられないタグのリストにタグをさらに追加したければ、 @AS_IS
配列にそれを追加してください:
push @CGI::Pretty::AS_IS,qw(CODE XMP);
インデントのカスタマイズ¶
インデントの個人的な形式を持ちたければ、$INDENT
変数を変更することが出来ます:
$CGI::Pretty::INDENT = "\t\t";
これはインデントを2つのタグにします。
同様に行の間をもっと開けたければ、$LINEBREAK
変数を変更することが出来ます:
$CGI::Pretty::LINEBREAK = "\n\n";
これは行の間に2つの改行を作ります。
通常のCGIインデントを使うと決定したならば、以下のようにして行うことが出来ます:
$CGI::Pretty::INDENT = $CGI::Pretty::LINEBREAK = "";
バグ¶
このセクションは最初はブランクのままです。
(訳者注:どうもデフォルトのままのようです)
作者(AUTHOR)¶
Brian Paulsen <Brian@ThePaulsens.com>, with minor modifications by Lincoln Stein <lstein@cshl.org> for incorporation into the CGI.pm distribution.
Copyright 1999, Brian Paulsen. All rights reserved.
This library is free software; you can redistribute it and/or modify it under the same terms as Perl itself.
Bug reports and comments to Brian@ThePaulsens.com. You can also write to lstein@cshl.org, but this code looks pretty hairy to me and I'm not sure I understand it!
(最後の文だけ)
バグレポートやコメントは Brian@ThePaulsens.com へ。 lstein@cshl.orgに書く ことも出来ますが、このコードは非常に難しいようなので、わかるかどうかなんとも いえません。
参考資料¶
翻訳者¶
川合孝典(GCD00051@nifty.ne.jp)