名前¶

Cache::FileCache -- Cacheインターフェースの実装

説明¶

FileCacheクラスはCacheインターフェースを実装します。このキャッシュはプロセス間でデータが共有できるよう、データをファイルシステムに格納します。

概要¶

  use Cache::FileCache;

  my $cache = new Cache::FileCache( { 'namespace' => 'MyNamespace',
                                      'default_expires_in' => 600 } );

  利用方法の概要についてはCache::Cacheをご覧ください。

メソッド¶

APIドキュメントについてはCache::Cacheをご覧ください。

Clear( [$cache_root] ): オプションの$cache_rootパラメータがあります。Cache::Cacheをご覧ください。
Purge( [$cache_root] ): オプションの$cache_rootパラメータがあります。Cache::Cacheをご覧ください。
Size( [$cache_root] ): オプションの$cache_rootパラメータがあります。Cache::Cacheをご覧ください。

オプション¶

標準のオプションについてはCache::Cacheをご覧ください。さらに以下のキーのいずれかが入ったハッシュへのリファレンスで渡すことによりオプションを設定することができます:

cache_root: キャッシュのルートを保持するファイルシステムの位置。明示的に設定されなければ、デフォルトはOSのデフォルトの一時(temp) ディレクトリの下の'FileCache'になります。 (UNIXではよく'/tmp'になります）
cache_depth: オブジェクト要素をキャッシュするためのサブディレクトリの深さの数。どのディレクトリもオブジェクトが数百越えるオブジェクトを持たないよう、これは十分に大きくなければなりません。明示的に設定されなければデフォルトは3になります。
directory_umask: ファイルシステム上のキャッシュの中のディレクトリは複数のユーザを可能にするためグローバルに書込み可能でなければなりません。これはセキュリティ上、心配がありますが、実際のキャッシュ・エントリはユーザのumaskで書き込まれます。このためキャッシュ中毒の危険が減ります。もしあなたがユーザだけが書き込み可能にしたければ、'directory_umask' オプションを'077'などにに設定してください。明示的に設定されなければ、 '000'がデフォルトになります。

プロパティ¶

デフォルトのプロパティについてはCache::Cacheをご覧ください。

(get|set)_cache_root: オプションcache_rootについては上記の定義をご覧ください。
(get|set)_cache_depth: オプションcache_depthについては上記の定義をご覧ください。
(get|set)_directory_umask: オプションdirectory_umaskについては上記の定義をご覧ください。

参考資料¶

Cache::Cache

作者¶

Original author: DeWitt Clinton <dewitt@unto.net>

Last author: $Author$