名前¶
Crypt::OOEnigma::Rotor - Crypt::OOEnigmaで使うためのRotorオブジェクト
概要¶
my $rotor = Crypt::OOEnigma::Rotor->new();
# あるいは
my $subHash ={ # A..Z全ての暗号のための置換コード
A => "Z",
B => "G",
# など
};
my $freq = 2 ; # ローテーションのたびに暗号化される文字の数
my $start_position = 20 ; # モジュロ 26
my $rotor = Crypt::OOEnigma::Rotor->new(cipher => $subHash,
freq => $freq
start_position => $pos);
# Enigma machinesでの内部利用のため:
$rotor->init(); # その内部状態のためRotorを返します
my $op = $rotor->encode($some_letter); # 前方向での文字のエンコード
$op = $rotor->revencode($some_letter); # 逆方向での文字のエンコード
$rotor->next(); # 次のエンコードのための準備、必要に合わせて回転
$rotor->rotate(); # 次の位置に回転
説明¶
これはCrypt::OOEnigmaで使われるRotorです。特定のプロパティを持った 独自のエニグマを作りたいときに、お使いください。
注意¶
何もありません
バグと警告¶
エニグマは脆弱です!¶
暗号の専門家はコンピュータ的にやぶれやすいかどうかという面から 暗号アルゴリズムの強さを語ります。もちろんエニグマ暗号はコンピュータ的には やぶられやすいものです。そのため重要なものには使わないでください!
歴史¶
このパッケージはOO PerlとCPANのための適切な準備の練習のため、2002年の春に 作成されました。さらに重要なことはEnigmaが面白いことです。
CPANにはオブジェクト指向ではなく、1つのEnigmaだけを実装している Crypt::Enigmaが既にありました。(これに対してこれらのオブジェクトでエニグマに似た 機械を作ることができます)。そのためこのパッケージをCrypt::OOEnigmaと 名付けました。
参考資料¶
The Pleasures of Counting, T W Korner, CUP 1996. A great book for anyone with the slightest interest in mathematics ISBN 0 521 56087 X hardback ISBN 0 521 56823 4 paperback
Crypt::OOEnigma::Military
コンポーネント Crypt::OOEnigma::Rotor Crypt::OOEnigma::Reflector Crypt::OOEnigma::Plugboard
著作権(=COPYRIGHT)¶
This package is licenced under the same terms as Perl itself.
翻訳者¶
川合孝典 (GCD00051@nifty.ne.jp)