Crypt-TEA-1.25 > Crypt::TEA

名前

Crypt::TEA - Tiny Encryption Algorithm

概要

use Crypt::TEA;

$cipher = Crypt::TEA->new($key);

$ciphertext = $cipher->encrypt($plaintext);

$plaintext = $cipher->decrypt($ciphertext);

説明

TEAは、128ビットキーと可変回数(32が推奨されます)の64ビットのシンメトリックな ブロック暗号です。セットアップにあまり時間がかからず、そして セキュリティは複雑なアルゴリムよりも、回数(=round)が大きなことに依存します。 これはDavid J. Wheeler と Roger M. Needhamにより開発され、以下のページで 説明されています<http://www.ftp.cl.cam.ac.uk/ftp/papers/djw-rmn/djw-rmn-tea.html>。

このモジュールはTEA暗号を実装しています。これは以下の関数で Crypt::CBCインタフェースをサポートしています。

関数

blocksize

ブロックの大きさ(バイト数で)(この場合には8)

keysize

鍵の大きさ(バイト数)(この場合には16)

new($key, $rounds)

これは指定された鍵で新しいCrypt::TEAオブジェクトを生成します。 オプションのroundsパラメータは実行する暗号化の回数を指定し、 デフォルトは32です。

encrypt($data)

$dataのblocksize()バイトを暗号化し、対応する暗号文(=ciphertext)を返します。

decrypt($data)

$dataのblocksize()バイトを復号化し、対応する平文(=plaintext)を返します。

参考資料

<http://www.vader.brad.ac.uk/tea/tea.shtml>

Crypt::CBC, Crypt::Blowfish, Crypt::DES

謝辞

Dave Paris

このモジュールの初期バージョンの議論およびレビューに時間を割いてくれたこと、 数多くの提案をしてくれたこと、テストをしてくれたことに。

Mike Blazer and Gil Cohen

Windowsでテストしてくれたことに。

Tony Cook

このモジュールがActiveperlで動くようにしてくれたこと、多くのプラットホームで テストしてくれたこと、%Configを介して機能を探るように提案してくれたことに。

作者

Abhijit Menon-Sen <ams@wiw.org>

Copyright 2001 Abhijit Menon-Sen. All rights reserved.

This software is distributed under the terms of the Artistic License <URL:http://ams.wiw.org/code/artistic.txt>.

翻訳者

川合孝典 (GCD00051@nifty.ne.jp)